『ラブストーリーを読む老人』新しいブログに引越しをして来て、一番最初に何を書こうか?とか、どんな本を紹介しよう?とか、思い悩んで早4ヶ月。 いっその事、書かないよりも前に進んでしまおうと思い立ち、今、一番ハマっている作家の本を紹介しようと思い立つ。 ルイス・セプルベダの『ラブストーリーを読む老人』である。 amazonから転用すると エクアドル東部のアマゾン上流、「牧歌的な村」エル・イディリオにも開発の波は押し寄せています。生活を脅かされた先住民や動物たちはさらに奥地へと移動 しています。そんなある日、外国人の惨殺死体が運ばれてきます。人間たちの横暴によって追いつめられた山猫(オセロット)が人間を攻撃してきたのです。動 物たちを知りつくしている老人も山猫討伐隊に加えられます。自分の身と生活環境を守るために人間を襲った山猫に、老人は引き金を引くことができるのでしょ うか…湿った森の豊潤な世界を舞台に、人間の野蛮さを静かに訴える珠玉の小品。 内容(「MARC」データベースより)
と、こんな感じだが、簡単すぎる程、簡単にひと言で紹介してしまうと 図らずも、山猫退治に参加しなくてはならない「マッチョな老人」の物語である。ただ、このマッチョなおじいさん、タイトル通りの「ラブストーリー好き」なのである。それも、メロドラマばりの悲恋もので、登場人物が愛し合っているがゆえにひどい苦しみを味わって、それでもハッピーエンドで終わるような、そういった作品が好みなのだ。 そういったギャップが、物語に私をぐいぐい惹きよせていくのである。読み進めていくうちに、何故、この老人がラブストーリーにハマるのかが紐解かれていく。幸せな愛の記憶の中で、思い残したことの憧憬とその後、歩んで来た彼の過酷で孤独な人生….…。ゆえに、この老人は自然の偉大さ厳しさを深く見つめているのだ。その彼が、山猫と対決する。 今回は、一老人の物語として読んだが、次回は是非、環境をテーマに読んでみるのも良いかも知れない。 |
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